建材の床材|建材とは

 
建築内部の床に使用する仕上げ材のこと。フローリングやタイルなどがある。

●快適性のポイント
室内の快適性を左右する要素の1つに感触があり、床材の手触り、足触りが重要なポイントになります。特に、靴を脱いで室内に上がる日本では、素足で床の上を歩くことも少ないからです。また、直接床に座ったり寝転んだりすることもあります。こうしてみると、自然の味わいが感じられるフローリングや、柔らかさと温かさがあるカーペットに人気が集まっているのも当然といえます。もうひとつ忘れてならないのは、気候に考慮した床材を選ぶということ。夏と冬で気候ががらりと変わる日本では、夏は汗や湿気を吸い、冬は温かみを感じさせる床材が求められます。最近、畳が見直されているのも、日本の気候に適した吸湿性や保温性があり、肌に心地よいためといえます。

●機能面のポイント
床材に求められる機能は、1.丈夫である 2.水に強い 3.滑りにくい 4.音が響きにくい 5.掃除がしやすいといったことになります。どの条件を優先するかは部屋の用途によって違ってきますが、例えばキッチンや洗面所のように濡れたり、油などの汚れが付きやすい場所では、耐水性や汚れの落としやすさが求められます。また、小さいお子さんや高齢者がいる家庭では、安全性の配慮も忘れてはなりません。さらに、ペットを飼っている場合、その習性によっては温かさといった快適性よりも、傷や臭いのつきにくさ、汚れの落ちやすさや補修・取り替えのしやすさなどの機能性を重視することにもなります。

●デザイン面のポイント
インテリアの原則は、床を濃い目の色にして、壁、天井と上にいくにしたがって明るい色を使うことです。こうすれば天井が高く見え、圧迫感がありません。また、床の色は壁や天井との調和を考えて決めることも大切です。同系色でまとめると落ち着いた感じに、反対色を組み合わせると活動的なイメージになります。ただし、ものによっては、光を反射して床の色が壁に映り込むことがあります。